「ポノリポ子ども物語大賞」は、小学生を対象とした創作物語の公募コンクールです。
書籍『小学生のための物語創作ワークブック』の著者である小高美保が代表を務める株式会社PonoLipoと、出版元の株式会社ジャムハウスの共催で実施しました。
2023年5月より募集を開始し、10月末日締め切りにて、多くの皆さまにご応募をいただきました。昨年末から2月にかけて実施した審査の結果をここに発表いたします。
-全体講評-
2023年度「ポノリポ子ども物語大賞」の選考は、児童書作家の金治直美さん、ゲームデザイナーの大山功一さん、ジャムハウス代表池田利夫、PonoLipo代表小高美保の4名で行われました。
第二回目となる今回、全体の応募数は第一回を上回る89作品となりました。一次選考を通過した65作品を4人の審査員が読み込み、二次選考通過20作品について討議を重ね、最終選考に残った13作品から、櫻井紬さん「ジョビオ物語」が金賞に、はまもとけんすけくん「おにと黒こげ」と、西山莞太朗くん「白い羽-音楽室のひみつ」の2作品が銀賞に、加藤郁斗くん「ぼくとちいぞうの四日間」・浜本芳昭くん「テロの三日」・坂本和花ちゃん「大変」の3作品が銅賞に選ばれました。
選考過程で評価の決め手となったのは、文章の巧拙よりも、その子にしか書けない独自の世界観が描けているか、主人公が受け身ではなく自分自身でアクションをとって物語を展開しているか、物語としてしっかり着地しているかという三点でした。賞に選ばれた6作品は、どれも4人の審査員の心を掴み強く揺さぶる力のある、深く印象に残る作品でした。
--PonoLipo代表 小高美保
また、以下の作品が、最終選考まで残りました。
【最終選考作品】
『三人のすてきなたからさがし』 吉内里紗(1年生)
『最強転生物語』 中園智(6年生)
『その日ぐらしさん』 大澤奈菜(3年生)
『音楽の国』 松尾杏梛(2年生)
『森とよもぎもち』 増永莉乃(6年生)
『食えねえや』 幸松環平(3年生)
『ガラスの向こう』 深澤蒼生(6年生)
【第2回 ポノリポ子ども物語大賞 授賞式の様子 2024年3月23日実施】
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